書籍詳細


ストーリー概要

呪いをかけられた王子に、最強の魔女が一年の守護を申し出る物語。 面白そうだから結婚して欲しい主人公と、面倒そうだから絶対嫌だ、と断る彼女の掛け合いを主軸に 一年かけて大小さまざまな事件に出くわします。

殺人事件から、古き魔法大国の復活、ささやかな休暇の冒険譚から、別の魔女と衝突する話まで、大陸最強コンビが揉め事にぶちあたっていきます。3巻かけて時代の節目に到達するお話をお楽しみください。

そして、後半の4-6巻は、もう一つの一年間をお送りします。世界が求め続けた変革を以てこの話は終わります。

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→販促用試し読み短編

2021年、続編の制作中です。

書籍情報

2008年に個人小説サイトで初出の話が、『電撃の新文芸』という大判レーベルより刊行されました。

100万字弱あった話を140万字に増量、書き下ろし章や新規バトル、設定公開、美しいイラストなどを加え、たっぷりの厚みで(本当に厚いです。すみません)お送りします。書籍購入の方には、短編が十数本読める特典もあるので、トップページよりご覧ください。

『このライトノベルがすごい!』(宝島社)、2020年単行本・新作第1位、2021年文芸3位、『ラノベ好き書店員大賞』2020年単行本1位を頂いています。その他「ラノベニュースオンラインアワード」でも発売月ごとに入賞を頂いています。ありがとうございます。

カクヨムの公式連載にも記念短編を掲載していますので、よろしかったらご覧ください。


キャラクター

オスカー

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主人公。大国ファルサスの王太子。5歳の時に「沈黙の魔女」によって「子供ができない呪い」をかけられる。 その打破を願って、20歳の時にティナーシャの試練の塔を踏破。彼女を守護者とした。

絶対魔法抵抗の王剣、アカーシアの持ち主。大陸最強クラスの剣士。

押しが強い、図太い、無謀。守護者であるティナーシャ及び周囲に「性格以外は問題がないのに……」と嘆かれている。

ティナーシャ

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ヒロイン。大陸に5人いる魔女の1人で、最強と言われる「青き月の魔女」。

実年齢数百歳で外見年齢16歳。面倒見がよく説教くさいが、人慣れしてない鈍感。

70年前はオスカーの曽祖父を契約者として戦線に立ったこともあり、オスカーと契約した際には「ファルサス王家が変人ばっかりで困るんですけど……出禁にしたい」と頭を抱えていた。 過去に何かあったらしく、ずっと人探しをしている。

ルクレツィア

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ティナーシャの友人。魔女の1人で、最古である「閉ざされた森の魔女」。

神話の時代から生きている謎の人物だが、正体不明。人を困らせたり、騒動を起こしたりするのが大好き。

ティナーシャの姉同然の人物であり、彼女の過去を知っている数少ない人物。

ラナク

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ティナーシャと兄妹同然に育ったかつての婚約者。魔法士であり精霊術士。

ティナーシャの過去を知っている数少ない人物。


書籍リスト

小説 (B6版 各1430円)

コミカライズ (B6版 737円)