rotted-s -memo

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000.序

000 最初のモノローグはクレメンシェトラのもの。王とはカルディアスを指しています。

001-009.嚆矢

001 選出者神話です。王となっていますが、王じゃなかった人間も混ざっています。カルディアスやダニエ・カーラもその一人です。

001 最終話でルクレツィアが触れますが、ディテルダの望みとは「人の有限を越えた超人の誕生」。神現出の原因であった人間が、更に一段階上にのぼることで自分たちと同等以上になるのではないかと考えていました。  そういう意味で超人にもっとも近かったのは神の意を否定したカルディアス。そして実際に神槍を打破したアージェですが、彼らは両方とも自分は人間でしかない、という意識を持っています。

001 この召使がクレメンシェトラです。

001 アージェは茶色の髪に緑色の瞳。クラリベルは金髪、多分碧眼。三歳差の兄妹です。

001 クラリベルがアージェを名前で呼ぶのはある意味では血の繋がりがないことを意識している為です。

002 人と囲む食卓を平穏とするアージェが本当の意味でそこに戻ってくるのはレアリアと結婚後の話です。

002 ここでは神の名がディテルとなっています。しかし地方信仰のディテルはほぼ元のディテルダに近い印象を抱かれています。

002 元々この森は澱が溜まり易く、他位階との境界が薄い土地でした。西大陸のヘルギニスの弱い版です。

002 ここでテフィが言っている強盗団のせいで、森の澱が急激に強まり、エイディアの意識が消えそうになっていました。

003 ここでアージェを呼んだ声は既に「母」そのものです。残滓である彼女たちは成長せず、死した時の感情によって動き続けています。笑っているのは意識が無事残せたことを喜んでいるからです。

003 複数の声は、澱に写し取られた死者たちのもの。彼らは母体の息子であるアージェと彼を待つ運命を知っています。

003 テフィ以外の七人が殺されたのはテフィの死体を見て母体に襲い掛かった為です。

003 母体を身に宿したことで潜在的な異能に+され、早くから声が聞こえるようになりました。
 それ以前、アージェの異能はテフィからの「そんなものは見えない」という言葉により無意識に封じられています。

004 この黒い人影はテフィの感情を写し取ったもの。テフィは死後、アージェに宿る母体と、森に残る澱を押さえ続ける残滓の二つにそれぞれ写し取られていますが、後者の影響が三年の経過で薄まっていった為、澱が暴走し子供を食らうという事件が起きました。

005 テフィによる抑圧が残っている澱は、彼女の娘であるクラリベルを新たな母体にしようと取り込みにかかります。

007 アージェには本当は最初から澱が見えていました。しかしテフィに「何もない。そういうことを言ってはいけない」といわれた為、自分の異能や見えたものについて忘れています。

007 エイディアは元々これらの澱全てをアージェに宿らせ異能をブーストするつもりでいました。その澱が制御を外れて独りでに動き出したのは彼女の誤算です。また澱は、アージェに取り込まれて支配下に置かれることを嫌がって、彼を殺そうとします。

008 彼が森の澱を全て取り込む時はすなわち、ケレスメンティアに向けて旅立つ時であり、死者たちはそれを知っています。

008 カルディアスの血を継ぐアージェの血は、澱にとっては逆にブースト効果があります。

008 「彼女」は彼の母そのものであり、彼が大人になり独力で全てを支配出来る時まで意識を残し続けます。

009 レアリアとクレメンシェトラが庭園で会話しています。クレメンシェトラは歴代女皇の強い記憶が付随しており、レアリアはそれらを引き継いで反芻しています。

009 澱に侵入されたクラリベルはその時、澱や母体のことを理解します。そして自分も母体としてアージェの中に宿ることを望みますが、この時の理解や記憶は、テフィが澱と共に彼女から引き出して持ち去っています。

009 この作品には多くの死者が登場しますが、彼ら本人はきちんと死んでいて幽霊などの存在はありません。残っているのは感情や意思のコピーだけです。

009 アージェの中の母体が個人名を呼ぶのは生前から親しい人間のみです。ここで「彼女」がクラリベルの名を呼んでいるのは、テフィの意識が入っている為でした。

010-017.曇った刃

010 聞こえた女の声とはリィアが脱出用の転移詠唱をした際の声です。

010 ケグスは自分が子供の頃スリをしていたこともあるので目ざといです。  彼は実際結構若いのですが、アージェと共に旅をするようになってから、意識して大人の自分を見せ彼の指針の一つになろうとしています。

010 転移を使える魔法士は腕がよいという伏線。

011 主人公激辛伝説が始まる。

011 代理でもあっさりokされたのは狂言であった為です。マクランは本当はダルトンからの申請を断りたかったのですが、高名な傭兵を断ると不審に思われるので仕方なく受けていました。二人一組にしてあるのは、そうすれば申し込みのハードルがあがると思ってのことです。

011 ケグスは自分が生きる為に何でもしてきたので、子供のアージェを前に少しばつの悪い反応を見せます。この時点で彼は、賊が転移を使って侵入してきているのではとあたりをつけていました。

011 最後にアージェが違和感を覚えたのは、男が仕事道具である凶器を本の中に隠している、その本が纏っている澱の気配を察した為です。

012 ケグスの目は暗い青らしい。自分でも忘れていた。

012 ケグスは石を魔法具として知り合いの魔法士に加工してもらい、微弱な探知結界を張っています。

012 アージェの嘘が下手は一生治りませんでした。

012 この石はケグスがおいたもの。続く子供の声は昔のアージェ自身です。

013 澱は本来、この大陸においては何処にでもあります。ただ至近の死や血によってより濃くなり、見え易くなるだけです。その為最終的にアージェは意識的な思い込みを取り払って、大陸が澱に覆われている様を見ています。

013 鍵を破ったのは母です。ケグスも鍵あけスキルを持っています。

013 ただの澱より、母体を持っていた澱、エイディアが意図的に集めた澱の方が強く濃いです。

014 リィアは自分を騙っての予告状の話を聞いて様子を見に来ました。そして探知結界を見て取って嫌がっています。

014 特に描写した記憶はないのにダルトンには髪がない印象がある。ここで扉を破った彼の姿はアージェの意識に「強い人間の象徴」として残っていて、最後にアージェはアリスティドを殴ることになります。

015 エイディアは生前、剣士としてもかなりの腕前でした。

015 母が勝てる、と言ったのは相手の武器を支配出来ると見て取った為です。

016 母の説明が遮られています。

017 次の再会時、男は「楽しんで」死ぬことになります。

017 レアリア・クレメンシェトラとのファーストコンタクト。この時の彼女は幻影で肉体はケレスメンティアに残っているままです。クレメンシェトラの力によって意識だけがアージェを確認にきました。

017 リィアの初登場。まだ猫を被ってます。

018-022.牙の先

018 リィアは茶色(栗色)の髪。薄青の瞳。この時点で17歳。完結時には20歳です。

019 ケグスは微弱な魔力持ちなのでリィアが魔法士であることを見抜いています。

019 アージェの激辛嗜好の被害を一番受けるのは、一生を通して多分レア。

019 澱は本来人の感情と密接な繋がりを持っていますが、擬似人格が発生するまでになるのは一つはこちらの大陸であること、もう一つは生前が強力な魔法士か、またはディアドの家系出身の強力な異能者であることが条件です。
 楔がカルディアスの呪いを繋ぎとめている余波と闘争が絶えない関係で、この大陸では澱が力を持っていますし、そういった土壌で条件に合致しているダニエ・カーラやエイディアは擬似人格を残すまでになっています。森に死者の意識が残っているのは母体あってこそのことです。

019 動植物は強い澱の影響を受けて下級魔物になることがあります。これは西大陸も同じ。

020 ここでの詠唱はケレスメンティア落城の際に彼女が使っていた詠唱と同じです。

021 異能操作の熟練には段階があって、大体、不可視の糸の作成→澱の操作(不可視)・吸収→澱の可視化・硬化(武器化)→負の海への直結 という感じにスキルアップします。

021 この頃のアージェはまだ他を遠ざけて一つに集中するということが可能です。彼が周囲を気にせずにいられなくなるのはダルトンの死後から。

022 澱は基本的に異能者以外には不可視です。それが余りにも濃くなると上澄みのように気配が発生し、瘴気と呼ばれます。

022 この時点ではクレメンシェトラの本質も未来を予期してはいません。全知の彼女が変革を予期するのは、アージェとレアリアが決裂して以後のことです。

023-026.青の花

023 冒頭は女皇の座に縛られたレアのこと。

023 ドミスは城都名なんですが、結局ほとんど使いませんでしたね。。後で改稿するかも。ファルサスにも実は城都名があるんですけど、ほとんど使ってません。

023 アージェはルトに己を重ねてみています。しかしルトがいち早く安寧を得たのに比べ、彼は自分は違う道を行くのだ、と後に自覚することになります。

023 こっちのレアは生身です。彼女は以前の自分を見られていると思っていなかったので動揺しています。

023 母が行くように促すのは勿論レアの素性を知っている為です。

023 レアは彼に会いに来ながら「また自分が捨てられるのではないか」という不安を抱いています。

024 この枠が空間の継ぎ目で、ここから先の町の景色は幻影です。だから喧騒が聞こえなくなっています。

024 花があるといったのはでまかせです。レアは王の扉の先を知りません。

024 問題の壁画。ディテルダとクレメンシェトラと選出者とカルディアス。

024 アージェはこの扉を開けた時から、レアにとって彼女より精神的な優位に立つことになります。

025 ここでアージェの着地を助けたのはクレメンシェトラ。

025 現れる黒い騎士はカルディアスが残していったものです。

025 ここが彼の転換点の一つです。

026 ここで微笑む女は本質としてのクレメンシェトラ。

026 レアはここでアージェの傷口に力を使っています。その為自然治癒の速度が早められ、リィアが見た時にはほぼ塞がっている状態です。

026 渡される指輪はディアドの指輪。この一件でレアは得体の知れない自分にかけられた彼の優しさに、アージェは異形の手をとった彼女の温かさに、お互い惹かれることになります。

026 リィアはこの時点で自分の師がアージェの目的だと気づいています。ので紹介がわりの指輪を渡しました。

026 修業の旅の開始です。

027-029.木陰に眠る

027 庭園は魔法士を生むための場所でもありますが、レアリアが自分の為に区切ったその中央部までは人の魂は入ってきません。そこは女皇の魂の牢獄でもあります。

027 レアリアは女皇ではないただの自分として、アージェと関係を築きたいという願いを持ちます。

027 殴った方が早いので殴られた馬鹿が終盤に一人。

027 ケグスはケグスでアージェと出会ったからこそ大人になったとも言えます。

027 ダルトンの探していたものは真実の扉。つまりは櫃の扉です。

027 カタリナは灰色の髪に灰色の瞳。

028 カタリナの姉は既に故人です。

028 こっちの終わりの箱はそのまま櫃。開かれたなら大陸分割によって闘争が終わることになってました。

028 召使としてのクレメンシェトラは外に出ている壁画には残されていません。

029 アージェの夢の中にレアが会いに来ます。「私は」の続きは「あなたと一緒の未来が欲しい」という意。

029 イクレム側の話はUM「神に背く書」にて。なんで賢王が多いかは+Babelにて。これがこの作品で一番ひどい連鎖です。

030-037.羽を纏う

030 冒頭の言葉はこの幕が人の出会いによる運命の転機を孕んでいることを意味しています。

030 ダルトンは遺跡について情報が入った為、出かけています。

030 澱は何処にでも存在しますが、アージェの異能はディテルダの呪いに由来するものなので、「ディテルダの奨励する闘争によって生じる澱」は捉えにくくなっています。終盤でアージェが全ての澱を目にするのはその欺瞞に気づいた為です。

030 西の大陸の口伝はRS後半やBabelなどにて。カタリナは西大陸の資料やそこから派生した研究の知識も得ています。

030 レアは指輪の場所をトレースしてアージェを訪ねてきています。

030 代わりになってくれているのはベルラ。

031 ギネイの発音が綺麗なのはイクレムの隣国だから、という。詳しくはBabelとUM「神に背く書」にて。

031 主人公二人はいつも、相手が苦しい時にもう片方がその手を取る、ということを繰り返しています。

031 この髪飾りは女皇の私室に置かれますが、ケレスメンティア崩壊時に置き去りになります。

031 以前も似た会話、とは29の夢の中においてのこと。

031 ディアドを勧誘するようレアリアにクレメンシェトラが圧力をかけています。

031 「友達になりたかった」と過去形で語るのは、普通に生まれなかった自身に対するレアリアの諦観の現れです。

032 黒い靄が見えるのは、死体から作った化粧品を使っているため。

032 名前の末尾にケレスメンティアがついている人間は、この時点で彼女だけです。が、田舎育ちのアージェはこの時ケレスメンティアの国名をはっきりと認識していませんでした。

033 レアの服装は女皇の略装です。

035 ここでもレアは自然治癒の速度を加速させてアージェの痛みを引かせています。ただそれは強力な毒液などは打ち消せないので、レアは女の脅しに微妙に動揺しました。

036 推移の力は物を朽ちさせることも出来ます。が、クレメンシェトラ由来の力なので、レアは普段ほとんどそれを使いません。

036 ここの「酷薄な天秤」とはイクレムの存亡とアージェを天秤にかけているという意。彼女にとってアージェはそれだけの意味があります。

036 迎えに来たのはシンです。

036 「彼は違う」というレアのつぶやきは、騎士になるかもしれない彼ではなく友人としての彼が大事であるためです。

036 夢に見た泣いている女は、実母エイディアです。アージェは捨てられた時のことを無意識下で覚えています。

037 探しているものは真実の扉。その在り処は物語の最後に判明します。

038-051.扉

039 RSでは騎士は一貫して体制側、権力側の人間であり、傭兵はどちらかというとそれに相対する位置にあります。
 アージェはそのスタンスや剣などを結局両方行き来することになりました。

039 赤い実は激辛です。

041 神槍についての話がでてきます。大陸を割った時のクレメンシェトラの強さは大体逸脱者コンビやBabelラストの雫と同じくらいです。
 それから分割されたり制限されたりで地味に弱体化しました。

042 壁画の王はディスヴィウェルド。

043 ここでようやく継承者の話が出始めます。カルディアスの継承者は、彼が選出者から名前を消されたため一般的には継承者外とみなされますが、実際のところは遺跡などから継承者扱いされます。

043 神具は継承者がいなければ取り出すことが出来ません。その代わり取り出す国がいたならケレスメンティアの監視対象に入ります。

044 「人を束ね、守り、彼らの為に戦え」は曲げられた伝承です。ケレスメンティアの神具とは、クレメンシェトラそのものですが、クレメンシェトラ自身は自分が神槍であったという記憶に制限がかかっています。

044 継承者であるアージェが死ぬか撤退すれば、遺跡は休眠状態にもどります。カタリナの発言は自分たちのピンチを意味しています。

045 澱と、それに似せて作った神の白い力は同種で相殺します。

047 どの長編でも魔法の説明は絶対入るのですが、RSは比較的魔法の要素が少なめなのでここまで後回しになりました。

047 遺跡に彫られている草花は力を持たない人間の象徴です。神具の部屋には神具に対応した図が彫られています。

048 アージェの左手に宿る女は、殺した母であり殺された母です。その皮肉を彼女は自覚していますが、アージェには言いません。

048 ロディの髪は明るい茶色だったらしい。

048 カタリナが躓いた破片はアージェが蹴ったものです。

049 カルディアスの継承者は挑戦はできますが、神具の継承はできません。

050 女皇の単語を聞いたのは、カタリナが二年前のイクレム離宮延焼事件について触れた時です。

051 ここで左手の彼女が母親であることが示唆されます。

051 神の支配に当時の選出者が疑問を持っていたかどうかは人それぞれです。

052-065.灰の剣

052 冒頭はディーノリアの話。出来ぬこともやってくれる器用な指は、本来は母親についての記憶でした。

053 ディーノリアの前に王大子妃候補だったのはアナです。

054 含みがあるのは二年前の衝突未遂への嫌味ですがアリスには通じません。

054 イクレムとセーロンはケレスメンティアに対抗する力を求めています。

055 カタリナの意見は、コダリスにダニエ・カーラの針がわたったことと、フィレウスが対神具戦を意識しているという点でかすっていました。

055 アージェのアリス戦第一回。

056 手当ての時に、アージェはテスが男ではないかと、灰色に染まった手を見て疑いました。

056 天然たらし酷い。

056 挨拶の時に手をとったのは紙片を渡す為です。

057 カタリナが地図を見て驚いたのは旧知のイラードがかつて使っていた秘密印があったためです。

057 兵士たちの中に、ログロキアの息がかかったものが混ざっていてアージェを殺そうとしてきます。

058 兵士の灰色の指は靄によるものです。

059 カタリナがいいかけたのは、襲撃にログロキアが絡んでいるのではないか、ということです。

060 カタリナは男たちが同国人であることを見抜いています。

062 アリスとの第二戦。エルはこれがきっかけで犬嫌いに。

062 アージェはここでようやく澱の物質化に成功します。

063 彼女のうちエイディアはケレスメンティアの利益を優先する傾向にあります。ので、敵になるかもしれないアリスの排除を指示しました。

064 ケグスはフィレウスの質問で、アージェが女皇の騎士の血筋であり、またレアがケレスメンティアの人間であることに気づきました。ので、アージェがうかつなことを言わないように、物を落とした振りで言葉をさえぎっています。

066-084.女皇の騎士

066 ケグスがアージェの親について質問したのは、ケレスメンティアとの繋がりを探る為です。

067 言い争いの声は、リィアがコデュを叱っていたためです。

068 ここでのコデュの位階説明は、厳密には間違いです。神は最上位にはいません。

069 冒頭の言葉はクレメンシェトラがカルディアスに向けたもの。

069 ケグスの言う本人とはレアリアです。

069 ダルトンの残留は他の人間を解放するための条件で、ケグスはそれに気づいていました。

069 カルディアスの下に彫られていた字は、彼が神を批判したことについての説明です。

069 夢に出てくる小さな女の子が本物のレアリア。少女の方がクレメンシェトラです。

070 冒頭はシャーヒルとイリデア。彼が見る絵画の中の乙女はレアリアの隠喩です。そこからログロキアを助ける国とはケレスメンティアであることが示唆されます。

070 レアリアが言いかけたのは「血筋のせいであなたが大事なわけじゃない」ということ。彼女は全てを打ち明けてなおかつ友人でいたかった、のですが、それが叶わないまま事態はこじれます。

071 大人組はログロキアに戦争が起きることを予想しています。

071 アージェにとってレアリアは近くにいると安心できる存在です。彼は少しずつ彼女に好意を抱いていますが、それを自覚する前に別れが訪れます。

072 冒頭はダルトンの話。

072 ここで盗難にあった短剣が、ダニエ・カーラの針です。

072 全部一箇所にまとめちゃえ、は奇しくも真実でした。

073 カタリナとイラードは学友でした。

073 盗難にあっていた「針」をイラードに渡したのはコダリスです。

073 フィレウスの言うあの女とはレアリアです。

074 こっちの大陸は旧言語が地味に残ってます。

074 レアがこなくなったのは、イクレムが戦争を始めたことにより国から離れられなくなったためです。

074 祖国の滅亡を経験しているカタリナは「戦争とは起きてしまえば抗い得ないもの」という意識があります。

075 ダニエ・カーラはカルディアスが呪われたことにより精神が傾き始め、最終的に針を作るにいたります。

075 イラードに魔法を放ったのはコデュです。

075 計画を前倒しに、とは、ケレスメンティアとの衝突を意味しています。

078 ここで左手の彼女が、二人の女によって構成されていることが明かされます。

079 ケレスメンティアが干渉を宣言したことをケグスは知っています。

080 アージェが落ち着かなくなっているのは、エイディアがケレスメンティアの参戦を聞いて動揺したためです。

081 自国の利益を後回しにするなら、ここでケレスメンティアと戦闘に入るという選択肢もフィレウスにはありました。

081 体の中で笑った女はダニエ・カーラです。

081 レアと二人でいる時に感じるものと同じ、とは、それが個人に対する執着、恋情であるからです。

082 ダニエ・カーラはカルディアスの継承者の固体識別ができません。なので、何番目か、と聞きます。しかし実際のところ彼女は、最後の最後でアージェのことをアージェ自身と認識して消えました。

082 ダニエ・カーラを殺したのはカルディアスでした。

083 消えかかったイラードの意識は既に多くのものが削ぎ落とされ、カタリナを知っている人間だという認識だけで狙いました。

084 レアに付き従っている男はエヴェンです。

084 アージェはこの時、ノーグのやり方によって騎士への強い不信が根付きました。

85-98.石鏡

085 レアの望みはおおむね叶う、ということは裏を返せば、彼女は叶えられないことは最初から諦めている、ということです。
 身分を捨てアージェのところに行くことが出来ないように、レアリアは本当の望みを折り返しの下に隠して、叶えられることだけを願う、という生き方をずっとしてきました。

085 アージェは「坊主」という呼び方をダルトン以外の人間にされるのを嫌います。

085 ここでアージェが昔ケグスに相談をした、という話は、100題21の廃墟に対応しています。

086 西大陸の魔女についてはUMにて。

086 クラリベルからの手紙が足りない理由は「二と一」にて。

087 冒頭はログルが、彼の主人ではない別の邪魔者を殺させられた時のもの。

087 ログルの胸元の刺青は彼が騎士であった時代にいれたものです。

088 エイディアの方は、アージェをレアリアの影として育てあげるつもりであったため、彼ら二人の決裂は計算外でした。

089 冒頭はニートスの過去について。

089 RSではしばしば、まっとうな精神的強者と、そうはなれない弱者の対比が存在します。
 友人でありながら異なる精神を持つケラン国王マティウスとニートスもその対比を持ち、ひいては権力者とそれ以外という構図にもなるこういった対比に、アージェは弱者側として立つことがままあります。三つの長編で、主人公が姿勢的に日陰側に立っているのはRSだけです。

091 自分の異能が消せないものだとわかったこと、そしてダルトンたちの死を経て、アージェ自身も諦観を抱いた青年となりました。
 他人に無関心な人間になったのも、過去の件によるところが大きいです。

091 夢に見るレアリアが「続いていくことを拒む」ように見えるのは、実際のレアリアと深層でリンクしているからです。

091 レアリアははっきりとは意識しませんが、自分はアージェにも見捨てられたのだと思っています。

091 これ以上続けても意味がない、とは真なるクレメンシェトラの意識です。
 カルディアス及びその血を主としていたクレメンシェトラは、ディアドが失われた現状、これ以上女皇だけが残っても本来の意味はないと感じました。この絶望がレアリアのものと結びつき、大陸の変革が予期されます。
 結果として、見届け人としてルクレツィアが呼ばれる、という事態にあいなりました。

091 血を継がなければいけない理由は楔であるから。そして神槍の蓋として、ですが、後者は記憶できていません。

091 UMからルクレツィアが、Babelからネイがきます。が、ネイはもともとこっちの人間です。

094 イクレムは二年前の一件から情報把握に遅れが出るようになりました。

094 レア相手にも他人の空似で押し通そうとした主人公。

095 誰に奪われることもない暮らしがしたい、とはリィアなどと一緒です。彼ら二人はどちらもそれぞれ目的の為に汚いことをやっていますが、それで足を掬われるか否かは単なる運の違いでしょう。

097 ここでレアが窓があいた状態で大声をだしたので、人が駆けつけてくることになりました。

098 アージェがカルドと呼ばれているのはダニエ・カーラの認識制限によってですが、レアリアがクレメンシェトラと呼ばれるのは、ダニエ・カーラが女皇の仕組みを知っているからです。

099-114.記されぬ時

099 ルクレツィアの来訪。二人分とはアージェとエイディアの二人分です。

100 ここでアージェは見張りの男を雰囲気から騎士ではないかと怪しみました。

100 依頼主の言っていることは大体嘘です。

100 イリデアは結構レアリアが嫌いです。タイプの違いのせいで。

101 別のささやかな願いとは、故人である二人の探し物が見つけられないかということです。

101 アージェのこういう些細な変化に気づくところが天然たらしに繋がっているような。単にクラリベルの母親代わりも務めていたからなのですが。しかし感情の変化には気づかないという。

102 ユーレンの名は「神に背く書」に少しだけ出ています。

102 リィアの「ずっとそうしているの?」とは裏返せば「ディアドにならないのか」ということ。

102 RS本編中において、アージェとレアは常に「どう在ればよかったのか」過去を振り返り続けます。これは彼らの抱く諦観の一つです。

102 この土地のモデルはテーブルマウンテン。

102 アリスティドは近い言ってますが、全然近くないです。

105 クレメンシェトラの名がないのは、彼女が被造物の楔であるからです。

105 クレメンシェトラとカルディアスの関係については後にダニエ・カーラから語られます。

106 カタリナの残した草稿はジオが所蔵していますが、やがてそれは流れ流れて百数十年後にようやく日の目を見ることになります。魔法士が生まれなくなった時代において残る、過去の残滓です。

107 真実を知りたいと言ったユーレンは最終的には本当に全ての真実を知ります。そのせいで不遇な人生を送ることになる彼ですが、本人は満足していたようです。

107 「君ならできるよ」とは068の言葉を踏んでいます。

107 この章自体がアージェが自身の過去を辿る道筋となっています。彼はこの一件を通じて、レアへの感情、騎士への忌避、喪った二人への思いと彼らの持っていた希望をなぞります。

107 リィアは結局本編終了から数年後、西大陸に渡り、あちらで一生を終えることになります。彼女の最終的な所属国はロズサークです。

108 許可された行為に伴う負は神の力が働いているため、人の負が視認しにくくなります。カタリナが言いかけていたのは「ディテルダは争いを推奨していた」という話です。

108 不変は必要か否か、というのは神代に属する存在が皆引きずる問題です。クレメンシェトラやルクレツィアもこの問題につきあたり、本編の終了を以ってそれぞれの答を出します。

108 メルサルスの言う「お前たち」とはクレメンシェトラとカルディアスの継承者のことです。選出者たちは変わっていったクレメンシェトラのことは知っていますが、彼女が分割され記憶を制限されたことは知りません。

110 エルは犬恐怖症になってしまいました。

110 レアとダニエ・カーラが瞬間沸騰したのに対し、リィアとエルはそれなりに常識人なので不発になります。

110 イリデアがアージェに執着を見せるのは、レアリアへの対抗心のためです。

110 気合、というか意識レベルの問題なのですが、アリスティドからすると気合のようです。

111 アリスティドはアージェにとって自然に集中できる唯一の相手です。

111 過去を辿る章は、アリスティドへの敗北と、ダルトンから貰った剣を失うことで幕を引きます。

111 アージェが折れた剣を台座に置こうとしたのは、ダルトンが遺跡を巡って真実の扉を探していたことを意識してのものです。

113 エルは気を失っている振りをしてチャンスを窺っていました。

113 リィアはこの時、「彼女」がアージェの母であることを知ります。

114 リィアは、アージェがレアを忌避している行動が、特別な感情の裏返しであることに薄々気づいています。

114 クリュアは半神ではありますが、れっきとした神の一員です。ので、彼女の作るものもまた神具となります。

115-122.楽園

115 冒頭の神話は広く伝わっているものですが、嘘です。

115 ルクレツィアが見せるのは別位階を可視化したもの。彼女は植物と縁深い神です。

115 神が人を元に具現化したという話は後にルクレツィアが詳しく語ります。

115 アージェはオスカーに輪をかけて欲がない、というか何でもどうでもいい人間。

115 ルクレツィアはこの時点で神槍戦と楔が消える可能性を意識していました。

115 神の名が違えられているのは、伝承が違えられている為、不敬にならないよう変えました。

116 意外と家庭的なアージェは、結婚後も割りとマメなお父さんをしていました。多分エリクよりずっとマメ。

116 強力な魔法士を親にもつと、魂の情報自体に魔力が染み付きます。それプラス庭園になるので、原因が半分半分です。

117 「彼女」はルクレツィアの目的が分かりません。ので用心しています。

118 リィアの服から落ちているものが、ゴーダンが探査用に彼女につけた魔法具です。

120 人によっては「庭園」と呼び、人によっては「楽園」と呼ぶ場所です。この章の章題は、「楽園とは何処であり、如何に定義されるものか」という問題を含んでいます。

120 こちらの大陸では西大陸より強力な魔法士が貴重です。それプラス戦乱がデフォルトなので魔法士の確保には皆やっきになります。

121 こっちの大陸では「禁呪」という単語があまり知られていません。

121 「彼女」が反応したのは母親であるからです。アージェは一瞬、自分が森に捨てられた時のことを思い出しそうになります。彼女の出した条件は「ケレスメンティアを呼ぶ」というもの。

122 「何故こんなところに」「守りたかったから」のやりとりは、「どうして今この場にいるのか」「サーラたちを守りたかったから」という問答と「どうしてケレスメンティアにいないのか」「レアリアを守りたかったから」のダブルミーニングになっています。

122 レアリアは、アージェが自分を呼ぶことを承知しているのか、また澱による侵食が広がることを承知しているのか、両方の意味を込めて確認しています。

123-132.二と一

124 ケレスメンティアが数十年に一度戦に介入する時=大戦が作り上げられた時、です。

124 ケグスはもともと別の依頼を受けていて、その手段として戦争に参加してます。この話は面倒だから多分書かない!

124 兄妹の初対面。

125 冒頭はアージェが捨てられた時のことを夢に見ています。

125 最後の白い花はレアリアの象徴です。彼はそれを水の中に沈めることで一旦思考の底へと封じます。

126 レアリアが驚いたのは、エイディアを見て取ったためです。

126 レアリアの父親はルドリスによって暗殺されました。

127 アージェとレアはアージェは「自分にこだわらず女皇として堂々として欲しい」と思い、レアは「嫌な仕事につかずに自由にして欲しい」という相手のための表層を辿ってすれ違います。

128 ルゴーが思い出すのはエイディアの目。夜の帳の中でそれを思い出す、というのは同衾した時の記憶であるからです。

128 目的の正当が手段の正当に繋がらない、ということは、目的の為に国を滅ぼすことになる結末を示唆します。

128 ルゴーが書き始めた手紙は、レアリアへのものです。

128 澱に取りこまれた妄執も、神に焼きつかされた残滓も、似たようなものです。

129 冒頭はエイディアからルゴーへの言葉。

129 ルゴーが「自分がそれを担うかと思っていた」のは、慣例的に異能の使い方を教えるのは父親であるためです。

130 レアリアの誓句の中にある「ディテルの庭」とは「闘争の場」を意味しています。「濡れた大地」とは「血塗れた地」のことです。

131 冒頭はエイディアとテフィの会話

131 「彼女」が「守って」と言ったのは、レアリアとクラリベル、そしてクレメンシェトラです。

132 赤子の時の夢をアージェは見ます。

132 「あと二ヶ月ほどは付き合う」とありますが、単に国外に出るならそこまではかかりません。アージェはその間にケレスメンティアという国を見て周り、よく知ってからレアリアの元に戻ってディアドになるか決めようとしていました。

132 二人の関係性はここで変わります。彼らは二人ともそれを悲しみますが、代わりに共にいるということを得ます。

133-141.朽ちぬ果実

133 三人から嫌味を食らっているのは、アージェが暗黙に皇配候補としてみなされている為です。

133 ここで童顔言った為にレアリアが自分の体型とか気にし始めることに。

134 レアリアが抱き始めた望みはディアドの解放と神代の支配の終焉です。

134 アージェがここで思い出すのは過去に見た夢です。

136 クレメンシェトラが言う「自分のものにはならない」というのは、ディアドは別の妻を迎えなければならないという慣習を示しています。

137 冒頭はルドリスとクレメンシェトラ。レアリアがお腹にいた時の話です。そしてクレメンシェトラが思い出す同じ言葉とは状況が改竄されたもので、本当は彼女がカルディアスに言った言葉でした。

139 冒頭のいつか誰かが、とは数代前のディアドです。

139 「彼」とはアージェです。

139 クレメンシェトラは魔法を使えない為、彼女が自身を「戻そう」とするとレアリアの意識が消滅する恐れがありました。

139 レアリアの服に靄がまとわりつくのは彼女自身が呼んだ為。

140 無理無理言ってアージェを試しながら、ルクレツィアはここで二人を分離させます。

141 クレメンシェトラがディアドに強く出られないのは、本来的には彼女が自分を従の立場においている為です。

141 「見たくないもの」とは別の皇配を取って子を産むことを示唆しています。

141 クラリベルはアージェにとって幸福と自由の象徴です。彼女の姿を見ることで、アージェはそれを得られなかったレアリアを思います。

142-151.白の新床

142 レアリアが刺客の攻撃を避けなかったのは、自分が死ねばアージェは異能から解放されると思ったため。

142 ペンがクレメンシェトラの手になじまない、というのは後の伏線。

144 エイディアが諦めたのは、クレメンシェトラを殺すと大陸から魔法士が消えると知ったためです。

144 最後、レアリアは異能の呪いを繋ぎとめているクレメンシェトラを赦していないだろう、という意味です。

146 女皇が右手で両目を隠すのは彼女の神への背信を表しています。しかしクレメンシェトラにはその記憶がありません。

146 扉を開けられるのは王だけ、と「王」という単語のおかしさにクレメンシェトラは気づいていません。ただ彼女は無意識にディアドがその先に行けることは承知していました。

146 クレメンシェトラの剣は結局最終戦では鎧として使われました。神の遺志=神槍ですが、それが自分の片割れであることもクレメンシェトラは覚えていません。

147 傷をつける、とは子を産ませる、の暗喩です。

150 闘争は人間の美徳、とはディテルダの思想を汲んでいます。ダニエ・カーラは選出者の中ではカルディアスに次ぐ異端児で、しかしディテルダによく通ずるものを持っていました。

150 ダニエ・カーラを大人しくさせる一番の手段は彼女を愛することです。しかし彼女はいつの時代でもどのような状況でもそれを得ることが出来ません。彼女が執着するディアドたちには女皇がいたので。その点アージェは彼女個人のことを一番考えてくれた人間でもありました。

150 失敗作、と謗るのはクレメンシェトラが被造物であるため。

152-154.緩衝の手

152 アージェは夢で庭園を訪れます。庭園はレアリアが怪我を負った時より次第にほころびていきます。太い柱は位階を貫く楔です。

152 例の時期とは大戦を起こす時期であるということ。クレメンシェトラのこの不調はレアリアが起きかかっているためです。

153 アナはUM「神に背く書」の主人公です。あの当時よりは大分大人になりました。努力によって騎士になったアナは、基礎を綺麗に身につけていますし、教えるのも上手です。

153 ベルラはレアリアの父の遠戚です。

154 ここのクレメンシェトラはもうレアリアです。アージェが152で彼女を呼んだことにより意識が戻りました。目覚めた彼女は、自分だけがクレメンシェトラと死んでも駄目なのだ、と国を終わらせる方法について考え始めます。

155-164.神の憧憬

155 ルクレツィアは楔が失われた後に庭園を留めるため、擬似楔の準備をし始めています。

155 人を殺すなと書いてないのは殺してもいいからです。「生を尊ぶこと」「意思を強く持つこと」のいずれも闘争の推奨へと繋がります。「限りある生を尊んでしのぎを削れ」というのが神意です。

156 最初はクレメンシェトラです。彼女はレアリアがトラインを動かしていることを知りませんし、花籠をもらった記憶もありません。ただ部屋に飾られていたので、アージェが置いていったのだろうと思っただけです。

156 一度眠った後に起きたのはレアリアで、彼女は自分のペンを違和感なく扱っています。レアリアは自分の存在を見抜かれぬようアージェを遠ざけました。

156 セノワはUM「神に背く書」の主要人物。ここではアナと結婚しています。壁にかかっている絵の童話は神に背く書の最終節で出てくる「水晶の冠」の話です。

158 アナが主君と結婚しているという話を知ったことで、アージェが無意識に自分にかけていた制限が緩み始めます。

158 ここのクレメンシェトラもレアリア。ヴェールをかぶっているのはアージェに見破られないようにです。だからアージェの言葉に赤面していますし、眠って起きた後にはクレメンシェトラになっています。

158 トラインはレアリアの指示によってイクレムに寄るようになっています。

159 トラインは篭城準備中です。

160 冒頭はクレメンシェトラの過去の台詞

160 「あんたもそういう人間か」で同類と看做されているのがオスカー。

161 神とは複数位階間の同一と差異を輪郭として生まれた存在です。魔法は神の楔によってもたらされている力なので、詠唱は神の力である楔の影響が強く、呪具の翻訳が効きません。

162 ルクレツィアは記憶がない時は「自分はいつでも死ねる」と思っています。だからこそ死ねない某友人の運命を悲しみますが、実際は彼女自身も死ねません。

162 アージェはここで、レアリアが助かるなら大陸から魔法が失われてもいいと思い切ります。

162 ネイは大陸の遺跡調査中。

162 レアリアがディトーに送った書簡は細かいイクレムとの交渉事項その他です。

163 最初に起きていたのはクレメンシェトラ。途中からレアリアが代わります。

164 繋がりが弱くなったのはルクレツィアが二人を分離させたせいです。

164 「最後まで傍に」の言葉を彼は一生守ることになりました。レアリアは彼より早く死にましたが、彼はその最期を看取っています。

165-172.盤上にて

165 冒頭は神代の話。クレメンシェトラに残された記憶のうちの一つです。

165 中ほどの平原の話は、大陸の現状を象徴するものです。

166 無人の大陸と楔については、いつか本当に気が向いたら。

166 ルクレツィアは残る神具を集めて庭園を留める応急処置のために消費しますが、洩れた神具もあります。そのうちの一つは後の世に出て暴走し、「イクズシアの砂」と呼ばれる呪いを引き起こしてある草原を荒野にします。

167 大陸の戦乱の外枠をコントロールしたいクレメンシェトラにとって、シャーヒルのように突出した人間の存在は厄介です。

167 イクレムが神具を欲しがっているのは対ケレスメンティアのため。

167 クレメンシェトラは櫃のことに思い当たりますが、記憶制限がかかります。

168 シャーヒルはシャーヒルで、国内から見ればいい王様です。

169 クレメンシェトラは少しだけ手出しをして均衡を保って戦争を長引かせようとしますが、レアリアは出来る限りの力で叩こうとします。

171 レアリアの本当の狙いは、コダリスを滅ぼし、その後イクレムにケレスメンティアを滅ぼさせることです。

172 ユーレンがすれ違っているのはアナ。

173-191.幸いなるかな

173 「私たちにはそれが許されている」とは闘争のことです。

173 大分不敬になってきた。

173 レアリアが下げているペンダントは本物の皇杖です。これを壊すと彼女は魔力が解放されます。

174 クラリベルの言葉がある意味一番真理です。

174 神について、本当の神話が明かされだします。

175 不変を保ち続けるクレメンシェトラに対し、レアリアは「不変などない」という立場です。

176 レアリアがアージェに対し真実を伏せているのは、近い将来死ぬつもりがあるからです。アージェは全てを知ればそれを止めるだろうと考え不透明な部分を残しています。

181 ラストでダニエ・カーラが転移させられてきます。この辺りは多少時間が細かく前後しています。

183 フィレウスはまずケレスメンティアをなんとかしたいと思っています。その為、コダリスの誘いに乗るふりをしてセーロンを戦場に送ります。

183 レアリアがアージェを傍に置くのに不安を覚えるのは、彼が最後に自分を助けてしまうのではないかという理由のためです。

183 皇杖を壊せばレアリアは魔法を使えますが、同時にクレメンシェトラにも気づかれます。

184 欺瞞の庭とは神の庭を受けた言葉でこの大陸そのものを意味しています。

188 ここのレアリアはクレメンシェトラです。

188 「元々傭兵だった」と返すのは「ケレスメンティアで安穏と暮らして世間を知らないわけではない」という意味です。

188 レアリアはケランを呼ぶつもりはなかったのですが、クレメンシェトラが代わったことでケランは召喚されます。

189 ミルザやネイについてわからない、と言ったのは嘘です。

189 レアリアはクレメンシェトラに封じられる時のことを考えてベルラに書簡を残していきました。

190 クレメンシェトラにはまた記憶制限の圧力がかかります。

191 ディアドの意味については後に出てきます。これが後世にはただの「ディア」となり、従者の意味合いになりました。

192-205.天高く謳う

192 冒頭は神代の問題の出来事。

194 胎を貸せとはアージェの子を身篭って血を濃くしろとの意。

196 クレメンシェトラは神に背いた後、神からの罰を受けて分割されたので、結果カルディアスの意図を裏切るということがありました。

197 ネイはミルザが死ぬ気であることを勘付いていました。

198 レアリアよりもクレメンシェトラの方がメンタルが弱いです。

201 記憶操作を自覚したクレメンシェトラから枷が外れます。

204 ユーレンを手伝うよう命じたのは、アージェを自分から遠ざける為です。

206-220.悠久を誓う剣

207 レアリアは、誓句の主従は本当は逆であることを言いかけます。

208 ルクレツィアの言うあの子とはレアリア。

211 エヴェンは去っていくベルラを半ば死人であるかのように見送ります。彼女にそのつもりがあるとわかったからです。

211 愚かなのだ、とはクレメンシェトラが自分自身に向けた言葉。

211 神の望みについては注釈の前の方に。

211 クレメンシェトラは今までも何度か気づきました。が、いずれも悲惨な結果をむかえ、忘却しています。

213 アージェにとって強い人間とはいつまでもダルトンです。

214 本当はガイザスはアナに討たれる予定だったのですが、入りきらなかったので省かれました。

217 RSは人の話であり、裏では楔の話でもあります。クレメンシェトラとルクレツィアはこの一件で精神の自由を得ます。

218 ダニエ・カーラが彼の名を呼ぶのはこれが最初で最後です。アージェは彼女に認識されたカルディアス以外の唯一のディアドでした。

221.終

221 アージェがクラリベルに会いに行くのは数年後、クラリベルが結婚した後の話です。

221 彼ら二人は最終的にノイディアという小さな国に落ち着き、そこで結婚して子を産みます。彼らの息子は国の興亡に関するある事件に関わり、その功績を認められて神職位を得て魔法を使える特殊な家系を継いで行くことになります。その為、ノイディアに伝わる信仰観は、レアリアの思想の影響が濃いです。