12/25 18:48
禁転載
マユミ、きいてる?
無視したって駄目だから。許さないから。
あんたはいやなこと全部わたしに押し付けてわすれて、そうやって笑ってるけど
わたしはぜったいわすれないから。
頭がいたい。
みんなわたしを笑ってる。わたしの悪口が聞こえる。
いたいよ。もう全部いたい。
あの時もとてもいたくて。さむくて。わたしはあんなはじっこ、行きたくなかったのに。
あんたはあの時のことも覚えてないんでしょう?
ずるいよ。
ゆるさない。
いつもあんたはそうだ。
そうやって笑って、みんなに誉められて、いい顔して、わたしの居場所をうばって。
最初はあんたの方がトモダチだったのに。
さいしょは
あんた
わたしにしか
みえなかったのに
そう だ よ
わたしが、わたしだったんじゃないか
あんたは、あんただったんだ
うそつき
うそつきうそつき!
あんたはわすれたふりをしてたんだ!
わたしにわたしを、わすれさせたんだ!
あの時、ホームにわたしをおとして! あんたは、わたしに
マユミ?
ねえ、これを読んでいるのは、だれ?
ほんとうは、マユミじゃないの?
だったらおねがい。
わたしをたすけて
あいつは、わたしにいれかわってる。
わたしを
わたしを
おねがい
わたしをたすけて
おにいちゃんにおしえて
わたしの家は、とうきょうとねりまくふじみ
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